皆さんは節分祭と同時に「おばけ」と呼ばれる京都の昔からある風習をご存知でしょうか?立春の風物詩。節分の時期、花街を中心に今も残る「おばけ」について、ご紹介します。
節分《おばけ》とは・・・ 昔、立春に年が変わると云われ、節分の日はいわば大晦日。その大晦日に仮装をして、神社・仏閣にお参りをし一年の厄を落としていました。 この風習は平安時代にまで遡り、陰陽師の世界に通じます。年が変わるということは恵方が変わるということ。大晦日に神様が次の年の恵方に大移動。そのすき間を狙い、地獄から魑魅魍魎(ちみもうりょう)が現れるので、自分に憑かないように自分で無いものに化け、鬼(厄・疫)を化かすという京都の町中の旧い風習。戦後街なかでは廃れて、芸舞妓がしているため花街の行事に思われがちですが、元々町衆の文化です。
今年も京都で節分、お化け♪
— 中村理恵 (@rieprimo) February 2, 2016
今年も豪華!! pic.twitter.com/Jkz3VFRrjP
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