2022年6月24日 更新

フレンチのエッセンスを取り入れたスパイスカレー!移転した「DA.UCHI Curry(ダウチカレー)」

丸太町の二毛作営業から独立店を構え移転された「DA.UCHI Curry(ダウチカレー)」で、カレーランチとワインなり。

丸太町から移転し独立店に

 (225229)

やってきた荒神橋西詰。丸太町通堀川東入の日本酒バル「酒呑 にし川」の二毛作店だったダウチカレー。「酒呑 にし川」が河原町五条に移転されたのを機に独立店を構えた移転先がこちらなのだ。私の中では、お昼からちゃんとワインを吞めるカレー店として認識しているオススメ店で、さあ、どんな状況かな!とワクワクと店内に。
カウンターが4席、2人掛けテーブルが2卓、4人掛けが1卓と言うこじんまり店内。11:30オープンで10分過ぎだったのですが、もう4人テーブル以外は満席の状態で、どうですかね~?とマスターにお声掛けしたら4人掛けテーブル確保!という申し訳ない状態に。
 (225230)

メニューはこんな感じ。メニューにあるように、御店主はフレンチでソムリエをやられていた髭面のしゅっとした男前で、フレンチ要素を少々盛り込んだカレーを出すお店として、カレー好きの間でも評価が高いお店。

メニューでは紅白ワインセット¥1500にまず目が行く私ですが(汗)、三種合いがけで濃厚スパイス玉子トッピング!ということでお願いするのだ。前の間借り営業をされていた時代から、日々どんどん進化されて、当初の気配とは相当違うカレーにブラッシュアップ。パンチある辛味よりも素材の旨味を前面に押し出した優しいカレーを出しておられます。
 (225231)

で、まずは白ワイングラスが登場。特に目的もない平凡な休日がこの一杯で暫し輝くのですな。仏プロヴァンスから、「TRIENNES I.G.P. Mediterranee Les Aureliens Blanc 2019」なり。シャルドネ主体ですが、フレッシュな酸味もありいの、意外にしっかり。
 (225232)

以前と同様に、野菜サラダがまず出てくる仕掛け。。パリパリとした食感の芥子の実、それにアーモンドスライスのトッピングが面白い。で、ワインのアテにサラダをつついていたら、カレーの用意が出来ましたので!と・・・
 (225233)

先に赤グラスも持ってきてくれるのが、酒呑みの心の琴線をよくご存じと言うか。赤グラスは、ボジョレーの赤ビオ、Beaujolais Villages La Tentationなり。ガメイ100%で、お!これは良いのを出しているな!と思った一杯。そんなに重くはなく、カレーに合わせたのかフルーティな弱甘口で美味しい~。
 (225234)

注文後15分ほどでカレー登場。右手、鰹のカレータップナード添え、手前側、プティ・サレ(塩豚の煮込み)とアサリのカレー、左手、チキンカレーというチョイス。
 (225235)

とりあえず、鰹のたたきにタップナード(黒オリーブの微塵切り)を添えたものに目が行くのですが、ダシの旨味がじんわりと効いたカレーとの相性はバッチリ、まるで違和感なし。添えてあるライムをぎゅっぎゅと絞って、冷えた白とともにウマー!。基本、鰹はワインのアテとして頂いちゃいますな。
 (225236)

で、チキンカレー、塩豚の煮込みのカレーともお肉の扱い方がフレンチゆずりで、煮込みすぎず、お肉の旨味は十二分。特にこの厚切りでとろんとろんの塩豚がたまらーん。そりゃ、赤ワインが進むよな!ということに。玉子もスパイス!というほどスパイスが効いている感は少ない(汗)のですが、良い玉子をお使いの様で濃厚で美味しい。

ポテトフライ、人参ラペなどの以前からの付け合わせもラインナップし、ちょっと他のスパイスカレー店とは違いますよ!とアピールあり。 ライスはバスマティのような長粒米と日本米のブレンドのようで、程良いパラパラ感。少々緩めのカレーをがっちり受け止める。
 (225237)

テーブルにはチリパウダー完備なので、辛さが足らねえや!と思ったら追加可能な仕組み。とはいえ、どのカレーも辛さは全然控えめなのですが、このカレーはコレでOK!成立だよな!と思う美味しさでした。多分、カレーはバーモンドな人でもシーフード系カレーなら辛味は全然大丈夫ではないかと想像します。

我々は、またまた昼カレー&ワインの時に思い出すであろうというお店。移転され、平日営業のみから土曜営業も追加されたので圧倒的に来やすくなったダウチカレーにぜひ。

店舗情報

DA.UCHI curry
住所:京都市上京区荒神町120 平田ビル 1F
営業時間:
月・火・木]11:30〜15:30(L.O.15:00) 夜営業無し
[金・土]11:30〜15:30(L.O.15:00) 18:00〜22:00(L.O.21:00) 水日休

22 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スイカ小太郎。 スイカ小太郎。