クリスマスムードを先取り!京都府立植物園でポインセチア展が開催

京都府立植物園で、この時期恒例のポインセチア展が開催されています。約100品種、700鉢ものポインセチアが並び、早くもクリスマスムードを高めてくれていたので、その様子をご報告します。

目次

クリスマス気分を盛り上げるポインセチア展

京都府立植物園ではクリスマス前のこの時期に、毎年「ポインセチア展」を開催しています。

今年も100種類、700鉢ものポインセチアが勢揃いし、クリスマスムードを高めてくれていました。

ポインセチアはメキシコ原産の植物ですが、クリスマスに飾られることが多く、その為、盛んに品種改良がおこなわれているそうです。

ポインセチアの色は主に、赤、白、ピンクの三色あり、さらに同じ赤でも色味や花の形と大きさで種類が異なり、それぞれに名前がつけられていました。
因みにこちらは小ぶりな種類の「ポインセチア(赤)ジェスター シングル」です。

こちらは白系の「ポインセチア(白)キャンディ ミント」です。
白いポインセチアはホワイトクリスマスをイメージさせてくれます。

近年、特に種類が増えているのがピンクのポインセチアです。
因みに、小ぶりなポインセチアは「プリンセチア」と呼ばれるようですが、こちらはピンク系の「プリンセチア シャンパーニュ」という品種です。

そして昨今、特に人気なのがピンクと白が混ざったマーブル系とのこと。
マーブルは美しい模様が出てくれるかどうか運の要素が強く、色鮮やかなマーブルは人を惹き付ける魅力があります。
因みにこちらはマーブル系の「フリーダム マーブル」です。

園内最古の品種「フレーミング スフェア」

京都府立植物園には1950年に作出された品種もあり、コレクションの中では最も古い品種だそうです。

それがこちら「フレーミング スフェア」という品種です。
実はポインセチアの赤い部分は花ではなく、花の付け根に出る「苞(花苞 ほう・かほう)」というものらしいのですが、「フレーミング スフェア」は背が高く、苞が波打っているのが特徴です。

ポインセチアの妖精

京都府立植物園のポインセチア展では「ポインセチアの妖精を探せ」という面白い企画もされていました。

解説がわかりやすく、またイラストもゆるくて可愛いので、多くの方が興味をもたれていました。

因みにこちらが実際の妖精です。
確かにイラストのような花をみつけることができました。

この他にもいろんな種類のポインセチアが勢揃いしていますので、ぜひ一度、自分の一番のお気に入りのポインセチアを探しに、京都府立植物園に足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報

<ポインセチア展>
 ◇開催期間
  ・2024年11月29日(金)~12月26日(木)
   10:00~16:00(※15:30最終入室)
 ◇開催場所
  ・京都府立植物園 観覧温室 特別展示室
 ◇入館料(温室観覧料)
  ※京都府立植物園の入園料の他に「音質観覧料」が別途必要
  ・大人 200円
  ・高校生 150円

<京都府立植物園>
 ◇開園時間
  ・9:00~17:00(入園は16:00まで)
 ◇入園料
  ・大人 200円
  ・高校生 150円

アクセス

 ◇所在地
  〒606-0823
  京都市左京区下鴨半木町
  tel.075-701-0141 fax.075-701-0142
 ◇電車
  ・京都市営地下鉄:北山駅より 下車すぐ
  ・京都市営地下鉄:北大路駅より 徒歩13分
 ◇バス
  ・市バス:植物園北門前より 下車すぐ
  ・市バス:植物園前より 徒歩6分
 ◇駐車場
  ・アリ(有料)