京都の名洋菓子店で名物スイーツが時代を超えて復活!「マールブランシュ 北山本店」

北区、府立植物園の老舗洋菓子店「マールブランシュ 北山本店」で、創業当時から人気だった名物スイーツが、復活しました。

目次

府立植物園前の名洋菓子店

北区、京都府立植物園前、1982年創業「マールブランシュ 北山本店」。京都土産の定番「茶の菓」も有名で、京都を代表する洋菓子店です。
北山の街に馴染んだレンガ調のクラシックな外観です。

北山本店では焼き菓子をはじめ生菓子も販売されており、北山限定の商品も用意されています。
カフェ・サロンスペースや、コンシェルジュルームも併設されています。

こちらがカフェ・サロンスペース。山科のロマンの森は明るくカジュアルですが、北山本店は少し落ち着いた、シュっとした店内です。

今回は、2023年11月15日から復活する「ベイクドアラスカ」の試食会に伺いました。
マールブランシュの創業当時からフランベサービスを取り入れた名物デザートだったそうです。提供を停止されていましたが、40周年パーティーを契機に復活することになりました。

時代を超えて名物スイーツが復活します!

復活メニュー「燃える氷山 ベイクドアラスカ(1,980円 税込)」をご紹介します。

ワゴンでケーキが運ばれ、目の前でフランベと仕上げのサービスをしてくれます。サロンスペースの照明は暗転し、青い炎がよりきれいに。
通常営業でも、フランベ時はサロンスペースを暗転させる予定とのことでした。

リキュールのキルシュでフランベしていきます。まずはケーキの周りから。

フランベとは、このように強いアルコールを着火させ、リキュールの香りをつける調理方です。

氷山をみたてた真っ白のメレンゲに覆われたケーキが、フランベでまさに「燃える氷山」に。

一気に炎がケーキを覆い最高潮に。お酒の甘い香りがあたりに広がります。

ゆっくりと炎が消えると、メレンゲに焼き目もついて香ばしく。

仕上げにカシスソースをたっぷりかけて。

最後に、マールブランシュのMをかたどったチョコをのせて、「燃える氷山 ベイクドアラスカ」の完成です。

目の前でワゴンサービスは、ライブ感たっぷりで楽しい演出ですね。

ほのかに温かいメレンゲの中には、ひんやりしたマロンアイス。洋酒でコンポートしたチェリーや刻んだ栗をあしらい、風味と食感のアクセントに。
甘酸っぱいカシスソースが、味全体を引き締めます。
香り豊かで、食感や味のメリハリもあって美味しいです。
食器にもこだわっており、名物スイーツ復活への強い思いも感じました。

結構ボリュームがあるので、お腹に余裕をもって伺ってくださいね。

ベイクドアラスカにあわせるのは、和束町で作るオリジナルの和紅茶「京都紅茶」がおすすめ。
和紅茶ならではの香りとほんのり苦みが、スイーツを引き立てます。

「ベイクドアラスカ」の復活を心待ちにしていたお客さんも多かったのでは? 時代を超えた人気スイーツになりそうな気がします。

店舗情報

店名:マールブランシュ本店
住所:京都市北区北山通植物園北山門前
電話番号:075-722-3399
営業時間:
ショップ 9:00~17:30
サロン 10:00~17:30(L.O.17:00)
定休日:なし
駐車場:専用駐車場9台 
HP:https://www.malebranche.co.jp/store/58/