2023年1月9日 更新

【京都酒蔵めぐり】京丹後・久美浜の銘酒『玉川』☆映画の舞台にもなった蔵元☆「木下酒造」

海の京都としておなじみの京丹後市・久美浜。映画「カンパイ!世界が恋する日本酒 」でも紹介され、全国的にも有名になったイギリス人杜氏いる酒蔵。夏終盤に季節の地酒を買いに行ってきました。

京丹後久美浜で天保13年(1842年)創業の老舗酒蔵

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海の京都として知られる京丹後市、久美浜。これは久美浜にあったマンホールですが。

なんで龍モチーフ?と調べると、ある僧侶が久美浜で念仏を唱えると、海中から龍が現れたという伝説を筆頭に、龍にまつわる物語が数多く存在する場所なんだとか。
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そんな久美浜で天保13年(1842年)から創業する老舗酒蔵。

ここを舞台としたドキュメンタリー映画『カンパイ!世界が恋する日本酒 』で全国的にも知れ渡り、元々の日本酒ファンのみならず、新しいファン層も増え、人気の酒蔵。
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この玉川ロゴもすっかりおなじみですね。

『玉川』の名前の由来は蔵のすぐ隣に川上谷川という清流があり、玉(とてもきれいな)のような川だったことから、その名がついたとか。
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今回は旅行で久美浜にやってきて、せっかくだから蔵元で美味しい季節の地酒を入手しようとやってきました。
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こちらの銘酒『玉川』の特徴として、温度帯によって変化に富み、長期熟成も可能な長持ち、食中酒としても楽しめるなどなど。
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店内には日本酒がズラリ。とても人気のある蔵元さん。次から次へと日本酒愛好家らしき方が来店。そして、季節がら地酒ソフトクリーム(ノンアルコール)を買う人も。ほんのり米麹の風味が特徴。
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季節限定の要冷蔵の生酒もいろいろ。
琥珀色の熟成酒もありました。長持ちな玉川ならではな味わいなんでしょうね。

品定めの際、いろいろ試飲させてもらいました。もちろん運転手はNGですが。
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前回3月に来た時には見かけなかったこちら。季節のお酒みたいです。

あと、ペンギン絵のラベルでよく知られる、ロックで飲む夏酒『Ice Breaker(アイスブレーカー)』を買い求める方がいましたが、今季分は終売だそうです。もう秋ということですね。

なので、すでに山廃ひやおろしが登場してました。
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酒粕も冷蔵ケースにあります。

この日は店内に看板ネコちゃんがいませんでした。どこかに放浪中だったようで(笑)
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結局、こちら「手つけず原酒」を購入。1,940円。


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純米吟醸の無ろ過生原酒、酒米は祝使用。

発酵中に発生する炭酸ガスを逃がさないよう、直接搾り機の出口で酒を手詰めし、その瞬間に打栓。瓶詰め後の二次発酵で生まれる炭酸ガスではなく、本発酵の炭酸ガスを楽しめる、珍しい限定シリーズ。なので、栓を開ける時ポーン!と弾ける感じ。炭酸ガスが逃げ場を探していたような。
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アルコール度数も高め。

飲んでみると、微発泡でフルーティー。華やかな味わい。冷やすと飲みやすいですが、アルコール度高めなんで要注意(笑)食前酒向きだそうですが、煮魚に合わせていただきました。

直接蔵元へ行くことで入手できた季節のレア酒。ちょうど夏の終わりから秋に向けて、味わい尽くしたいですね。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

住所:京都府京丹後市久美浜町甲山1512
電話番号:0772-82-0071
ショップ営業時間:9:00~17:00(12月31日、1月1日を除く)
関連サイト:https://www.sake-tamagawa.com/
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