2019年10月14日 更新

”本物の美味しさ”を新しいスタイルで☆日本茶スタンド「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」オープン!【車折神社】

日本茶を気軽に楽しめる”日本茶スタンド”というスタイルが少しずつ増えてきましたね☆10/13に嵐電車折神社駅そばにオープンした「八十八良葉舎」では業界の常識にとらわれない新しいスタイルでスタートしました♪

”本物の美味しさ”をスタンディングで

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嵐電の車折神社駅すぐ、もう電車降りたら見える絶好の立地です。
それ以上説明要らないくらいですが、車折神社の西隣りになりますね。

堅苦しくなく、日本茶を気軽に楽しめる”日本茶スタンド”というスタイルは京都でも増えてきていますが、この西エリアにも面白いお店がオープンしました。

長い歴史の中で培われたお茶の文化。
絶対的に揺るぎない、確立された世界の中で”新しい楽しみ方”の可能性を提供するお店です。
新しい試みだけでなくお洒落で格好いい。

新しいお店の名は「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」です。

まず抹茶をいただきます

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メニューはシンプルです。
だからこそ、その奥行に俄然興味が湧きますね。

抹茶ラテからいただきます。
壱、弐、参、の値段の差はそのまま抹茶のグレードの差。
まず「弐」を点てていただきました。
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抹茶は石臼で碾(ひ)かれた自家製の抹茶。
碾きたてをいただけるというだけでクオリティアドバンテージですね!
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甘み無しでまずいただきましたが、鮮烈とも言える旨味と香りが感じられます。
後から入れた甘みは「焙じ茶シロップ」。
意外な組み合わせですが、焙じ茶のフレーバーも加わり、立体的な味わいに。
美味しいです。

後で一番リーズナブルな「壱」もいただきましたが、これでも充分抹茶の旨味を感じられますね。
「参」は一体どんなことになるのか。
想像するだけでワクワクしますね!

玉露はシングルオリジンで

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お茶の世界では”茶師”によるブレンドが当たり前なんだそうですが、こちらではあえてストレートにシングルオリジンでいただきます。
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まず一煎目。

特徴あるグラスはグラッパをいただくためのグラスだそうです。
香りを保ちやすい、かつ澱をキープしやすい理想的な形状。
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一煎目は濃厚な旨味、甘味。
茶のキャラクターを一番表す印象的な一服です。
いわゆる「つかみ」みたいなもんでしょうかね(笑)
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二煎目。
今度はフィルターを通してコーヒー用のデミタスカップでいただきます。

一段落着いた印象。
バランスの取れた感じがホッとしますね。
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三煎目。
今度はまた面白そうな器具が出てきましたよ。
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なんと山椒をグラインドしてトッピング!

やや単調になりがちな三煎目にフレーバーを加えることにより、アクセントを付けられるという変化球。面白いです。
茶の旨味を邪魔せず、あくまで調和しながら山椒の風味が後からきます。軽く痺れる感じもあり。
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フレーバーは三種あり「山椒」「山葵」「生姜」が選べます。

それぞれ絶対試したくなりますよね!
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この山葵のおろし金面白い!(笑)
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この茶葉の膨らみがよく見えるドリッパー的なやつといい、面白そうな器具を前にいろいろお話したくなりますね。
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抹茶と玉露に付くお菓子。
小福(左)と羊羹(右)。
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日本茶インストラクターの資格を持つ店主(左)はほぼ一年前までコーヒーバリスタだったという経歴。
だからこその、固定概念のない新しい発想が可能ということですね。

アプローチがどこからであれ、楽しみ方のすそ野が広がるのはいい事です。
この京都で新しい試みが受け入れられればとても面白いですね。
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八十八良葉舎  口コミ情報

店舗 基本情報

■店舗名   八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)

■住所    京都市右京区嵯峨朝日町22-66 

■営業時間  10:00〜18:00

■定休日   不定休

■駐車場   なし

■詳細ページ https://www.8108kyoto.com/

※ 2019年10月13日オープン時の情報です
 ご訪問の折にはホームページ等の最新情報をご確認下さい。
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千恋し 千恋し