2019年10月19日 更新

【京都ぶらり】平安京造営時からある運河の原型!世界遺産に面する主要道路を流れる☆「堀川」【前編】

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は平安京造営時から存在した運河の原型ともいえる川。世界遺産や有名神社仏閣を通り、主要道路を流れ、その名称の由来ともなる。

2009年から水流も復活!平安京造営時から存在する歴史ある川

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紫明通から堀川通へ。以前ご紹介した疏水分線をたどるレポートの続きともいえます。琵琶湖の湖水を引き込む水路である疏水。中でも市内北部をめぐる疏水分線。

2009年の水路整備により、その疏水の水はここ堀川に流れ込み、第二次世界大戦以降途絶えていた水流が復活。
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疏水の水は堀川通りの中央分離帯につくられた水路によって堀川へ。
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堀川通の東側に水流が。こちらが堀川。
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途中、陰陽師安倍晴明ゆかりの晴明神社を横目に。
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二条城と御所を結ぶ全国的にもレアな石造アーチ・堀川第一橋。その下を流れる堀川。
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その水流は徐々に街の中心地に差し掛かります。
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さらに南下して、国内外問わず多くの観光客でにぎわう世界遺産・二条城。
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かつて、北山杉運搬の水路として活用され、物資の運搬の他、貯水場、農業用水や友禅染など、京の人々の暮らしや産業にとって、不可欠な存在であったことがうかがえる堀川。
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さらに南下し、御池通りに差し掛かったあたりで暗渠に。
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一端、道路へ。堀川御池交差点。
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交差点南側。かつての道標だったものですかね。遺構が。

ここからずっと暗渠となってますが、江戸時代の地図によると、四条通あたりで水路が分岐し、西へ流れる「四条川」もかつてはあったみたいです。
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五条通。さらに南下します。
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西本願寺が登場。
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東側のお堀の一部に堀川がまた出現する箇所があるようですが、この時は枯れ上っていました。
ここからまた暗渠。さらに南下して堀川の行く末を探ります。

後編へとつづきます!

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