【京都紅葉ライトアップ】夜間特別拝観で紅葉の『東福寺』を堪能!

昼間はとんでもない人混みで、ゆっくり紅葉を見ることもできないほどになってしまう東福寺。いったいどうすれば東福寺の紅葉を楽しめるのか。と悩んだ結果、今回初めての夜間特別拝観参加となりました。東福寺の素晴らしい紅葉をぜひぜひご覧ください!

目次

東福寺の夜間特別拝観は完全予約制

via 藤花
東福寺では、毎年紅葉シーズンに完全予約制の夜間特別拝観が行われています。
拝観できるエリアは限定されるものの、通天橋での撮影も可能で、完全予約制なので拝観客もそれほど多くありません。
私が訪れたときも、入場時には少し並ぶ必要があったものの、拝観エリアに入ってしまえば、混雑が気になるなんてことはありませんでした。

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ただ予約するには、JR東海が提供しているEX旅先予約から予約しなければなりません。
そのためにはEXサービス会員に登録(無料)する必要もあり、はじめは少し手間がかかります。
でも一度登録してしまえば、その他のイベントもチェックできてとっても便利!
京都エリアでの特別拝観や観光イベントも多くて、色々楽しめそうですよ。

詳細:https://tofukuji.jp/special_event/night-visit/

※今季の紅葉夜間拝観は終了しております。

東福寺ライトアップの様子!

さてさて、東福寺のライトアップです。
ここからはお話し少なめ、写真多めでお送りします。
まずは、洗玉澗(せんぎょくかん)から通天橋エリアです。
入口は少し渋滞中ですが、それもすぐに解消しました。

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私の感想ですが、紅葉はまだまだピークに達していない感じ。
でも緑から紅色へのグラデーションがきれいです。

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洗玉澗エリアでは自由に歩けるので、皆さん楽しそうにおしゃべりしたり、撮影したり。
なにより混雑皆無なので、穏やかに楽しめます。

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特に紅葉が進んでいるエリアは、少し混み合いますが、みなさん譲り合って撮影。
心に余裕があります!

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洗玉澗を流れる小川の周囲は、紅葉が特にきれい。

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通天橋を望むスポットも人気です。

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朱色が美しい愛染堂と紅葉のコラボ。

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通天橋を渡る人たちの影も幻想的に見えます。

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紅葉シーズンは昼間の通天橋での撮影は原則禁止なのですが、特別拝観時は撮影OK。
もちろん譲り合いの精神は忘れずに、です!

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通天橋の東側はあまり紅葉が進んでいないようでしたが、その代わり苔の美しさが際立っていました。
通天橋を挟んで2つの絶景が楽しめます。

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そして、メインイベント!
通天橋の張り出し舞台からの景色がこちらです。

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舞台から覗き込むように見ていると、まるで一面もみじの海!
とても幻想的な美しさです。

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この時舞台付近にいらっしゃるのは、わずか十数人。
昼間なら考えられないことですね。

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通天橋の回廊では出口方向への一方通行となっていましたが、人が少ないのでしっかりと堪能できる贅沢なひとときが味わえます。

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もみじを十分に楽しんだ後は、もう一つの拝観エリアである法堂へ行きました。
法堂では、ご本尊の他に堂本印象氏が17日間で仕上げたという「蒼龍図」や新大仏の左手を見ることができます。
新大仏とは、明治14年の火災により焼失するまで東福寺仏殿にお祀りされていた高さが約15mもあった釈迦牟尼仏のことです。
今はその火災からかろうじて救い出された巨大な左手だけがお祀りされています。

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秋の東福寺では、夜間だけでなく早朝も特別拝観が行われています。
今年はもう終わってしまいましたが、来年は早起きして拝観したいと思っています!

東福寺の基本情報

・住所  京都市東山区本町15丁目778
・境内自由
・拝観時間(12月2日~3月31日)9:00~15:30(16:00閉門)
通常拝観料 (秋期を除く)
・本坊庭園(方丈) 大人500円/小人300円
・通天橋・開山堂  大人600円/小人300円
・共通拝観券 大人1000円/小人500円
アクセス
・最寄り駅 JR奈良線「東福寺」/京阪本線「東福寺」/「鳥羽街道」徒歩約10分

・HP https://tofukuji.jp/