2019年6月24日 更新

【保存版】徹底解剖!京都人ソウルフードの呼び声高い名物パン『カルネ』でおなじみの老舗ベーカリー「志津屋」

おおきに~豆はなどす☆今回は京都の老舗ベーカリーの中でも知名度の高い人気ベーカリー。そして、看板商品『カルネ』は京都人のソウルフードとも呼ばれたり。今回はそんな地元で愛される老舗ベーカリー志津屋を徹底解剖。

昭和23年に河原町六角に産声を上げた志津屋。
店名の由来は愛妻家であった創業者・堀 信(ほり まこと)さんが妻・志津子さんの名前にちなんで命名。

個人的にも志津屋は街中、とくに河原町界隈にあるベーカリーとして認識していました。現在では20店舗以上京都市内に展開。

そんな志津屋を今回深堀!

志津屋といえば『カルネ』そして『元祖ビーフカツサンド』

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志津屋の看板商品といえばご存じ『カルネ』。ふわふわ食感のドイツ風フランスパンにハム、玉ねぎスライス、特製マーガリンを挟んだシンプルサンド。ですが、シンプルだからこそ飽きのこない味わいで、今日に至るまで愛されるロングセラーパン。京都の国民食とも言われたり。

さらに忘れてはならないのが志津屋を代表する『元祖ビーフカツサンド』。かつてカツといえばビフカツがデフォの牛肉好き京都人の好む味わいに仕上げたボリューミーサンドも人気。最近では玉子サンドブームということもあり、玉子サンドとビーフカツサンドがセットになった商品も大人気。

意外や意外!本店は繁華街を離れた工場横

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現在ではなくなってしまいましたが、創業当初本店だった河原町四条店や本社工場のあった河原町二条店など、元々は河原町拠点だった志津屋。古くから志津屋を知る人にとっては本店がわりと郊外の右京区にあるのは意外だったり。

現在の本店は昭和57年に本社工場とともに誕生。工場スグということもあり、出来立てが店舗に並び、さらに駐車場完備。そしてイートインコーナーでは老舗珈琲の小川珈琲のアメリカンコーヒーも提供し他店舗にはない魅力も。

志津屋プロデュースの高級あんぱん専門店もある!

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通常は庶民派ベーカリーですが、あんぱんに特化した高級路線の専門店も展開。現在京都市内に4店舗、大阪に1店舗。

バリエーションも豊富で10種類。価格は1個210円。
パンそれぞれに家紋があり、パンの素材や産地、甘さを表現する『甘紋』となるんだとか。家紋から言語情報じゃないパンのイメージをリンクさせてほしいという意図もあり。日本らしいあんぱんを表現。

季節にあわせたこんな商品も

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新商品や季節の食材を使ったパンも随時更新する志津屋ですが、ちょっと名物でもある節分時期のこちらのパンたち。鬼を模したものや恵方巻きスタイルの海苔で巻いたロールパンも。業界御法度とも言えるような、ご飯をパンに見たてたチャレンジ精神旺盛な画期的発想の創作パンも話題性あり人気(笑)
いかがでしたか?カルネやビーフカツサンドだけじゃない、知られざる志津屋の魅力満載。路面店をはじめ、スーパーにもテナント店があったり。テイクアウトはもちろんのこと、ランチ使いやちょっとしたおやつ代わりにも立ち寄れる、地元民にとっては身近な存在の志津屋。そんなところが長く愛される理由かもしれませんね。

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