2020年5月5日 更新

神様!困ったときの神頼み、厄を逃れる「京都のパワースポット」厳選7スポット

テレワークで、通勤時間、満員電車からの解放、万歳!と思ったのもつかの間、一向に減らない罹患者数と外出制限による閉塞感にさいなまされている人も多いのでは。こんなときばかり神頼みするのもどうかと思いますが、霊験あらたかな京都のパワースポットをご紹介します。

四神相応の土地、京都のパワースポット

そもそも京都の街そのものが、中国風水が理想の地形とする“四神相応”の土地。京都にながく住むお年寄りは、「だから京都の街には災害が少ない」などと言います。

そんな風水的に理想の地形といわれる京都の街の中でも、とくにパワースポットとして注目される場所を6つ選んでご紹介します。

鬼門のない京都御所

 (182603)

四神相応の地形とは、東西南北を四柱の神様に守られている土地をいい、京都の地形は風水的に非常に吉相だったよう。

北ー玄武(高い山)ー船岡山
東ー青流(清い流れ)ー鴨川
西ー白虎(道・大路)ー山陰道
南ー朱雀(海・湿地)ー小椋池

そして、鬼(災害)がやってくるとされた方角が、北東。
そのため京都御所の北東には、角がなく、軒下には魔除けの力を持つと言われる木彫りの猿が置かれています。

名称:京都御所
住所:京都市上京区京都御苑3
詳細記事:https://kyotopi.jp/articles/uWnBN

平安京守護が祈られた古社、下鴨神社(賀茂御祖神社)

 (182604)

南北に広がる「下鴨神社」。参道には原生の植生をとどめる糺ノ森が広がり、清々しい気を感じる場所ですが、中でもパワースポットと言われるのが、敷地の最北に位置する「大炊殿(おおいどの)」。

かつて神様にお供えする食事「神饌(しんせん)」を調理していた社殿。「大炊殿」に向かう道は「浦の廻廊」と呼ばれており「奥の神様へお参りする参道」という意味があるそうです。

名称:賀茂御祖神社(下鴨神社)
住所:京都市左京区下鴨泉川町59

御霊会(のちの祇園祭)が執り行われる 八坂神社

 (182609)

八坂神社の祭礼、祇園祭。
そのルーツを探ると、疫病が大流行した平安時代、66本の鉾(当時の国の数)をたてて、疫神の祟りを祓おうとした御霊会(鎮魂の祭り)が、祇園祭の始まりとされています。

古くから厄除開運を願う人たちのよりどころであった八坂神社には、コレラやスペイン風邪が流行ったときにも祈祷や神事をおこなったという記録も残っています。

名称:八坂神社
住所:京都市東山区祇園町北側625

陰陽道の方位神、大将軍八神社

 (182615)

京都市の西北に位置する方除の大将軍が「大将軍八神社」。

「大将軍」とは、そもそも平安時代に信じられた陰陽道による方位の神様。中でも西北の方向は「天門」と呼ばれ、最重視される方角。平安京を造営する際、大内裏(御所)に厄が入ってこないように、北西角を守護するために建立させた大将軍堂が「大将軍八神社」です。

名称:大将軍八神社
住所:京都市上京区西町48 一条通御前西入ル

京都の裏鬼門、石清水八幡宮

 (182616)

日本三大八幡宮の一つの「石清水八幡宮」は厄除開運の神社。
平安京の南西の方向にある男山にあり、北東に対面する比叡山延暦寺とともに、京の鎮護の神として崇められてきました。

毎年1月15日~19日の5日間、厄除大祭がおこなわれ、祭りの最終日には、前年の古いおふだ・お守りを焚き上げた炎でお清めした「厄除開運餅」がふるまわれます。(先着1500名)

名称:石清水八幡宮
住所:八幡市八幡高坊30

鞍馬寺

 (183087)

京都でも屈指のパワースポットといわれ、左京区に位置する鞍馬寺。そのパワーの秘密は、650万年前(650年ではありません!)に金星から地球に降り立った「尊天」のひとり、「護法魔王尊」(サナート・クマラ)のご加護なのだそう。貴船神社ともほど近い距離にあり、併せて寄りたいパワースポットです。

名称:鞍馬寺
住所:京都市左京区鞍馬本町1074

奥宮 眞名井神社

 (182622)

天つ神が降臨したと伝わる地、 眞名井原。その中心になるのが、眞名井神社にある盤座(いわくら、岩のこと)。

東に少しだけ姿を見せる盤座が、生命根源の神。
西に鎮座するのは、日本列島の生んだ神の盤座。

天上において、日神(天照大神 アマテラスオオミノカミ)と
月神(豊受大神 トヨウケノオオカミ)結ばれたちぎりを地上において化現された霊跡であり、多くの著名人もそのパワーにあやかりに訪れる場所です。

名称:奥宮 眞名井神社
住所:宮津市字中野

パワースポットではありませんが...

 (183084)

パワースポットではありませんが、京都市東山区の八坂神社では、4月8日、コロナウィルス流行の早期収束を願う特別神事「国家安寧祈願 祇園御霊会」が営まれました。また季節外れの茅の輪も設置されています。
コロナが終息後、いろいろ観光したい場所があるかと思いますが、パワースポット巡りの参考にしてください。
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Kyotopi 編集部 Kyotopi 編集部