2021年12月6日 更新

嵐山観光のプラスワンとして訪れたい「大河内山荘庭園」

有名な観光地である嵐山。渡月橋に天龍寺、常寂光寺など有名な観光地がたくさんあります。その中でも、ひときわ異彩を放つ「大河内山荘庭園」。この記事では、大河内山荘庭園の魅力についてお話します。

大河内山荘庭園とは

大河内山荘庭園とは、昭和のスター俳優・大河内傳次郎が自ら30年間作り続けた、嵐山と比叡山の眺望が美しい庭園です。

昭和のスター俳優である大河内傳次郎について、私はまったく存じ上げておりませんので、ここでは説明を省略いたします。
詳しい方がおられましたら、どなたか説明していただけますようお願いします。

大河内傳次郎は1931年(昭和6年)にこの土地を手に入れたそうです。
その時34歳。
そこから64歳で亡くなられるまでの30年間、自ら設計し少しずつこの庭園を作り上げられました。
もし車で行く場合は、京都市営駐車場に停めることになりますが、あそこの駐車場はすぐに満車になりますし、事前に予約することができません。

ですがakippaなら、割安で駐車場を事前に予約できますのでおすすめです。

私は、駐車場が満車になるのが嫌で、事前にakippaで予約することが多いです。

大河内山荘庭園の入り口

竹林の小径を抜けたところに、ひっそりと入口があります。
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営業時間・開場時間は9:00から17:00まで、入場料は大人・大学生・高校1000円、中学生・小人500円です。
私が大河内山荘庭園を知ったのは、「京都散歩2022」という雑誌です。
この本の116ページに、大河内山荘庭園が載っていて私は知りました。
それまで大河内山荘庭園を知りませんでした。

ここは入口が分かりづらく、あまり目立たないので、ひっそりとした感じがします。

入場料の1000円を支払い中に入ると、色づいたモミジがお迎えしてくれました。
これが入ってすぐに見れたので、一気に期待が膨らみました。
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大河内山荘庭園の見どころは、いずれも2002年(平成14年)に登録有形文化財に指定された大乗閣・持仏堂・滴水庵・中門です。

歩いてすぐに、中門(庭園の入り口)とお茶席の入り口に着きます。
入場料1000円のなかに、お茶とお菓子がセットで含まれております。
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私は、入ってすぐにお茶にする気分ではなかったので、庭園から巡ることにしました。

大河内山荘庭園のなかへ

中門

中門

中門をくぐり抜けて、庭園に入ります。

歩いていくと、すぐに大乗閣につきます。
大乗閣

大乗閣

この建物が、大河内山荘庭園の中心施設の大乗閣です。
大河内傳次郎が営んだ別荘の中心施設。数寄屋風の書院をはじめとして,泉殿のように突出した寝殿,如庵写しの小間の茶室,民家風の勝手,土間を一体化させた斬新な建物。各様式の特性に応じ屋根形式や意匠に工夫を凝らした数寄屋師笛吹嘉一郎の代表作になる。
ということです。
この建物の周りのモミジが美しく色づき、素晴らしい景色でした。

中門から大乗閣までは、歩いてすぐに着きました。

この大乗閣のあとは、見どころがたくさんあります。
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この看板が目印になりますが、ここは東側に向けて開けた場所で、ここから比叡山、大文字がが見えます。
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この写真の奥、うっすらと見えているのが比叡山です。
少し霞んでいますが、比叡山が見える素敵な場所です。ここからは、大文字山まで見えると書いてありましたが、私が見る限りではそこまでは見えませんでした。

そして比叡山だけでなく、紅葉がとても綺麗! 
息の飲む景色でした。

しばらくこの景色を堪能したあと、また庭園の中を進んでいきます。
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庭園のなかは、このような人が1人通れるくらいの通路しかありません。

ほとんどの場所でこのような通路になっているため、一度行くと引き返すことができなくなっています。
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庭園内を歩いていくと、とにかく紅葉が綺麗でした。
モミジのなかを歩いているようで、もう幻想的ですらありました。

嵐山にあるほかの観光地、天龍寺や常寂光寺のように重要文化財があるわけではありません。
しかし、この庭園の紅葉は天龍寺や常寂光寺に負けず、とても見ごたえがありました。

私はこの日、天龍寺も常寂光寺も行きましたが、紅葉だけだとこの大河内山荘庭園が一番見応えがありました。
持仏堂

持仏堂

苑内の南西部に東面して建つ。正面1間,側面2間,入母屋造,桟瓦葺,妻入で,正側面3方に刎高欄付切目縁を回す。円柱を頭貫,内法長押で固め,台輪上に三斗組,中備蟇股を置く。小規模だが,軒は吹寄垂木を1支おきに疎らに配すなど,全体に技巧的な造り。
なかに入ることはできませんでした。
紅葉がきれいなのですが、この手入れが行きとどいた松がすごいと思いませんか?

この庭園は、本当に隅々まで手入れが行きとどいています。
相当な広さがあるにもかかわらず、この手入れの行きとどきよう、素晴らしいです。

さらに歩いていきます。
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この紅葉、すごくないですか!!
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ここが茶屋です。
先ほどの写真の目の前にあり、紅葉の庭園を見ながら、お茶を飲むことができます。
大乗閣の南方庭園内にある茶屋。平屋建で,桁行5間,梁間2間,入母屋造,茅葺の主体部の南面西半に,切妻造,土庇付の突出部をもつ。2室の広間の茶室と土間のある水屋は,丸太や竹を多用した軽快な数寄屋風の造りになり,苑内の景観形成に欠かせない建物。
続いて歩いていくと、今度は桂川沿いに開けた場所に着きました。

その場所から、対岸にある嵐山妙見堂がきれいに見えました。
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大河内山荘庭園からこの嵐山妙見堂まで行くには、渡月橋を渡らなければならないため、およそ30分ほど歩く必要があります。

私はこの後に、常寂光寺に行くつもりだったので、また別の機会に行くことにしました。
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いかがでしょうか、この眺め。

素晴らしすぎませんか!

もちろん、天龍寺や常寂光寺なども良いですが、この眺めはまた違った趣きがあり、ぜひ訪れていただきたいと思いました。

この展望台のような建物が最後の見どころとなっていて、あとは下っていきます。
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庭園のなかは、ずっとこれくらいの細い通路しかありませんので、人とすれ違うことはほぼできないようになっています。
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あと1つ、この写真では下っていますが、上りと下りがあり通路も細いので、足が不自由だと回遊するのは難しく、バリアフリーにはなっておりません。

大河内山荘庭園のお茶席

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さて、ゆっくりと庭園を見て回り、ちょうど何か飲みたい気分になりましたので、お茶席にいきました。

お茶席は、建物の中と建物の外に席が用意されています。
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この写真を見てもらえれば分かりますが、けっこう人がいました。

建物のなかにも人がいましたので、そこそこにぎわっている感じです。
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私も、抹茶とお菓子をいただきました。

今回は、2021年11月21日に訪問した、大河内山荘庭園についてお話しました。

私はコロナ禍をきっかけとして京都観光を始めましたが、ここは隠れた名所です。

ちょうど紅葉の時期に訪れたので、絶景を見ることができましたが、夏の新緑のモミジも美しいと感じました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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