【京都ラーメン新店】ミシュラン掲載店の姉妹店が誕生!完成された一杯「ダイテツ食堂」

三条会商店街に、ミシュラン・ビブグルマン掲載店「虵の目屋」の姉妹店「ダイテツ食堂」が誕生。国産小麦の手揉み麺と厚みのある旨みのスープ、炭香るチャーシューが織りなす、完成された一杯を求めて、早くも行列ができる注目の新店です。

目次

三条会商店街に実力派ラーメン店が誕生

二条城からも近い、三条堀川から千本二条へと続く三条会商店街。最近では観光客の姿も増えましたが、地元民御用達の個性的な商店が多く並ぶ通りです。
今回は、その三条会商店街にオープンした、ミシュラン・ビブグルマン獲得ラーメン店の新ブランドをご紹介します。

商店街のちょうど三条と二条の間あたりに、人だかりを発見。店名は「ダイテツ食堂」、じつはミシュラン・ビブグルマンを獲得した「虵の目屋(じゃのめや)」の姉妹店です。

オープン日は2025年10月21日。開店15分前に伺いましたが、すでに10人以上のラーメン好きが並んでおり、注目度の高さを感じました。

国産小麦を使った手打ち式・手揉み太麺が自慢の一杯。
店内は手前がカウンター席、奥がテーブル席になっていて、計12席程度です。

ラーメンは、醤油1,100円、白醤油1,100円、煮干し醤油1,150円(数量限定)の3種類です。

ごはんものも充実しており、醤ースカツ丼、豚煮込みごはん、卵かけごはんに加え、サイドメニューの焼売や唐揚げも1個から注文可能です。

大将の頼もしい背中を眺めながら、ラーメンの到着を待ちます。当面は大将がこちらと「虵の目屋」を行き来されるとのこと。

炭台が用意されており、チャーシューを一枚ずつ炙って提供。炭特有のいい香りが広がります。

完成された一杯

今回はオーソドックスな「醤油らぁめん」に味玉をトッピング。立ちのぼる香りが食欲をそそります。

一般的な醤油ラーメンよりもやや濃い色味で、ナルトが印象的。トッピングはチャーシュー2種、メンマ、ねぎ、背脂。

お店の推しでもある自家製の手揉み太麺は、なめらかでモチモチ。手揉みならではの食感の変化と、スープとの絡みも良好です。
国産小麦の風味もしっかり感じられる上質な麺です。

スープは豚・鶏をベースに魚介の風味をプラス。
鶏油と背脂が旨みに厚みを与え、ふくよかで深みのある味わいに仕上がっています。

豚バラチャーシューは厚めのカットで、提供前に炭で炙るため香ばしさが際立ち、脂の旨みも引き立ちます。ボリューム感があり、食べ応え抜群。スープにも炭の香りが移り、より複雑な美味しさに。

スモーキーさを感じるロースチャーシューも絶品。口当たりがよく、じわっと広がる豚の旨みが印象的です。

素材の良さ、ひと工夫、そして丁寧な仕事。そのすべてが詰まった、クオリティの高い一杯。さすがの完成度です。

卓上には酢や胡椒などの調味料も用意されていますが、完成された味わいのため、特に必要性は感じませんでした。

オープン初日とあって、各所から多くの花が届いており、期待と注目の高さがうかがえます。
三条会商店街周辺にはラーメン店もいくつかありますが、飛び抜けた人気店はまだ少ないエリア。実績あるお店の登場で、今後の勢力図が変わりそうです。

女性にも好まれる味わいで、幅広い層におすすめできる注目の新店です。

店舗情報

店名:ダイテツ食堂
住所:京都市中京区三条通神泉苑西入今新在家西町3-1
営業時間:11:30〜16:00 / 18:00〜21:00 ※L.O.30分前
定休日:不定休
https://www.instagram.com/daitetsu_shokudo