2019年10月18日 更新

極上丹波くりの錦糸モンブラン!木屋町の沙織に人気店誕生の予感

四条木屋町に極上のモンブランのお店が誕生しました。丹波くりを贅沢に使用した「紗(さ)」は美味しいだけでなく、 製造工程も美しく早くも人気店の予感!

10月10日、木屋町に錦糸モンブラン専門店誕生

2019年10月10日モンブラン専門店、「紗織~さをり~」がオープンしました。
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木屋町のこちらのお店、かつて旅館だった築50年の古民家をリノベージョン。
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店内には当時のままの残された梁や柱。
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小さな中庭、鴨川を臨む席など、
オシャレな空間でモンブランが食べられるお店となっています。
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丹波くりのこだわりモンブラン紗(さ)

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素敵なお店でモンブランが提供される紗織の顔となるメニューがこちらの「紗(さ)」。
注文が入ってから絞り出される極細のモンブランクリームが山のようになっています。

モンブランクリームがうずたかく盛り上がる、
見た目のインパクトも大きいモンブランですが、気になるのはその名前。

紗とは「うすぎぬ」ともよばれ、透けるほどに薄く織られた絹織物。
極上のモンブランが紗と呼ばれる秘密は、その製造工程にあります。

まず、モンブランの土台となるのは、和三盆とサトウキビを使用したメレンゲ。
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90度の低温でじっくり24時間かけて焼かれたメレンゲはサクサク。
そのメレンゲの上にスポンジ、マロンペースト、生クリームを乗せていきます。

この時点ですでに美味しそうですが、ここからが圧巻。
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土台の上に専用の絞り台から極細の和栗クリームが絞り出され、
メレンゲの上に折り重なっていきます。
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優雅で美しく糸の織り重ねられる姿から紗の名前が付きました。
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また同時に紗織という店名の由来にもなっています。
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オーダーを受けてから絞り出される儚く優雅な錦糸モンブラン。
仕上げには丹波くりの甘露煮のスライスと金箔をハラリ。
芸術品のような繊細なモンブランは、店で味わうしか食べる方法がありません。

濃厚な丹波くりの薫り高い錦糸モンブラン

食べ崩すのがもったいない、芸術品のような錦糸モンブラン、
その味ももちろん超一級。

極限まで細く絞り出されたモンブランクリーム。
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丹波くりを使用した栗クリームは、濃厚な香りが特徴ですが、
フワリとエアリーで空気を含んで、よりいっそう薫り高く進化しています。
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またモンブランの土台部分となっている、
メレンゲや生クリームなどは、極限まで砂糖の使用量を少なくし、
栗クリームの持つ風味を最大限に生かす工夫がされています。

なお紗織で使用する丹波くり。
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お店のエントランス部分に写真も飾られていますが丹波の栗農園と契約。
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旬の時期の新栗を収穫し、一つ一つ丁寧に手剥き。
鮮度が落ちないうちに急速冷凍され、ベストな状態の栗が年中使用されています。

京職人の完全オリジナルの絞り機

紗織が提供する最上級モンブランの紗で主役となるモンブランクリーム。
製造工程も美しいクリームを絞りだす専門の機械も特徴的。
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なんとオーナーの父親である元京職人作成の完全オリジナルの絞り機。
今回のお店オープンに合わせて4台だけを製造。
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通常のモンブランではクリームの直径は2~3㎜なのに対し、
沙織のモンブランは何と1mm。その極細の絞り機あっての、
薫り高く優雅な錦糸モンブラン誕生の背景となっています。

来春にはソフトクリームのテイクアウトも開始予定

またお店入ってすぐの場所には、テイクアウトカンターもあり、
こちらは来春以降にソフトクリームの販売を計画しているとのこと。
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今から楽しみです!

店舗情報

店名:紗織~さをり~
住所:京都市下京区木屋町通高辻上ル和泉屋町170番1
電話番号:075-365-5559
営業時間:10:00~18:00 (ラストオーダー17:30)
定休日:不定休
関連サイト:https://www.instagram.com/wagurisenmon.saori
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けいたろう けいたろう