2018年10月5日 更新

アイドルも唸る京都の元祖メガオムライス☆「モナミ」【烏丸今出川】

過去に嵐にしやがれやよーいどんでも取り上げられた同志社大学界隈の名物オムライス。噂に違わぬ巨漢に驚き、そして人気アイドルをも唸る懐かしすぎる味わいに感激。クラシカルなまったり空間で、豪快に頂きます。

これが京都の元祖メガオムライス

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烏丸今出川交差点の斜め前、
同志社大学の正面に位置する純喫茶店。2011年放送の嵐にしやがれや関西ローカルのワイドショーで脚光を浴び、今でもその時の取材の様子が誇らしげに目に入る場所に飾られてあります。
俳優の生瀬勝久さんもよく通われていたそう。

取材時の様子

取材時の様子

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今年に入り外装を手直しし、遠目からはやや無機質ながらも近くから見ると若々しい印象に。
年季を帯びたショーケースや女神のスタチュー。
ドレッシーなレースカーテン、薔薇の花の植栽とひときわ華やかなアカデミック喫茶店。

通りかかるたびシャッターが降りており、不定休かつ早仕舞いなんてことも多々ある喫茶店。
ご縁がないのかと諦め掛けていたその時急にチャンスは舞い降りた。
四年越しの愛と共に意気揚々と入店。
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ファミ○と間違えた?と思うような
コンビニの入店音から始まるクラシカルな喫茶時間。


ヨーロピアンアンテークを散りばめた
ミュージアム空間。
お席はベンチシートとテーブルが整然と。
長年の趣きはあるものの清潔感をキープ。
薔薇のステンドグラスやレースカーテンから漏れる柔らかな陽光が交錯。
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豪華絢爛のシャンデリア、奥にはヴェネチアンマスクなど個性的な装飾品。
眼前には巨大な宮殿の額縁、
花柄のレリーフが刻まれた壁紙など、独特のクラシカルな空気感はマダムが集う正におフランスの昼下がり。
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本棚には最小限の漫画と詩集などの読み物
テーブルの上にはお砂糖入れさえ置かず、かなり整理整頓がされています。
耳からの演出はなく、換気扇と道路の走行音、学生の黄色い会話の声がウォールフィルター越しに耳に入り、窓際の席からは
キャンパスサイドのアカデミックな景色を堪能。

懐かしの喫茶メニューがスタンバイ

お昼のサービスランチ

お昼のサービスランチ

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名物はオムライスとクリームチキン。
オムライスはケチャップオムライスのみですが、サイズ感にバリエーションあり。
王道のドリンクメニュー

王道のドリンクメニュー

ミルクセーキやクリームソーダなどレトロな響きのドリンクメニューがずらり。

やっぱりダイナマイトバディ!

珍しい、サークルフォルム

珍しい、サークルフォルム

ホールケーキをも彷彿とさせるサイズ感。
円形造形、のっぺりと平たく、高さはナッシング。
園児の通園帽子のようなビビットなイエロー。

お月様のように素朴すぎる純なルックスは
逆にオンリーワンの個性を放ちます。
微かな焼き色のついた薄焼き卵に
見た目にはデラックスなサプライズ感はありませんが中にはダイナマイトご飯がin。

ご飯リフト

ご飯リフト

中は玉ねぎとこまぎれの鶏肉、ご飯は柔らかく適度にウェット、そして塩胡椒とケチャップのみで味付けしたであろう、いわゆる想像を裏切らないケチャップオムライス。
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薄焼き卵も牛乳やクリームなどは加えず卵のみで作られたようで、

やや大きめにカットしレアな食感を残した玉ねぎのサクサク感、ケチャップのフルーティーさをピュアに楽しむスタンダードオムライスの極み。
冷蔵庫の食材でささっとつくりました!的な
素直に美味しい、また食べたいと思わせる中毒性あるオムライスは
奇をてらわないオールドファッションスタイルの頂点なのかもしれません。

嵐の松潤も、番組内で気取ってなくておいしいと発言したとか。
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チャキチャキと手際よく作業をこなす
頭巾姿のお母様。
BGMはあらずとも眼前の緑にアットホームな空気感は妙にまったり。
お一人様の男子学生が多く、今は絶滅危惧種に認定されつつある喫煙可能なカフェ。
タバコを吸える喫茶店としても需要があるよう。
しばらくして、卒業生がらしき男性が来られ談笑。

食後の食器はキッチンに返却なんてほほえましい姿も。
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今出川通りの学生が多い人の流れを眺めつつ、ボリューム満点メニューを食べる、それもまた一興。
不定休かつ早くお店を閉められたりとなかなかハードルが高いですが、その分食べれた時の感動も倍増です。
ふと思い出す懐かしの味わい
こちらのもう一つの名物、クリームチキンも要チェックです。

モナミ クチコミでの評判

モナミ 店舗情報

店名:モナミ
住所:京都市上京区御所八幡町115-14
定休日:不定休
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