2016年12月22日 更新

芸達者な鶏料理店!日本酒も豊富な隠れ家「京都捏製作所(つくねせいさくじょ)」

麩屋町通二条を下がった、ちょっと分かりずらい雑居ビル1Fの一番奥にある「京都捏製作所(つくねせいさくじょ)」なり。

麩屋町の隠れ家 鶏料理店

 (62905)

寺町三条周辺で晩御飯場所を物色していて、あ!ここがまだだった!と思い出した、かなり前から気になっているお店、京都捏製作所。「きょうとつくねせいさくしょ」と読む。 名前の通り鳥つくねをメインメニューにした珍しい居酒屋さんだ。

場所は麩屋町通二条下ルの非常~にわかりにくい、飲食が入っているとは思えないなんだか普通の雑居ビル、それも一番奥なのだ。 この目印(看板)を目印にどうぞ。
 (62906)

まあ隠れ家感抜群ですな。16席のミニマム店内。椅子はビールケースに座布団を引いた超簡単なもので、結構年期あり!なのだ。創業は意外に古く、2008年だそうな。最近初代オーナーから2代目に代替わりしているそうですが、継続されるのを喜んだ京都の酒呑みは多いはず。
 (62907)

冷酒もあるのだが、今日は常温で棚に置いてあるお酒に目が行きますな。。。燗酒に合いそうなのが10種類はスタンバっていて、一合¥750~800というプライスゾーン。
懐かしの黒電話がででーんとカウンター内にあるのだが、予約電話を受ける用に実稼働しているのを見てびっくらこ。古いモノを大切にするのは良いことです~!。

多種多様な鶏料理

 (62908)

メニューは鳥つくねだけでなく、かなり豊富。そんなにボリュームはあるほうではないので、ちょこちょこ好きなものをつまみつつ、お酒を頂くのが正解でしょうな。

まずは定番らしい、肉じゃが風ポテトサラダは¥480なり。マヨネーズ和えではなく、たしかに肉じゃがを付きつぶしたようなお味。これは美味しいですな。
 (62909)

これも初めて頂く変化球的アテ、明太ナンコツ。湯で鳥軟骨を、明太子とごま油で和えました!的な。食べてみると見た目ほどは変化球ではなく、ちゃんと良きアテなのだ。面白いですな~。
 (62911)

つくね5種盛りは¥850で2人前注文。まず先行で2種。左は山芋つくねでわさびを添えていただく、どことなくソース無しお好み焼的な一品。右は、小籠包つくねなり。あっつあつ! いやー、創作つくねなのですが、ちゃんと旨し!。
 (62912)

さらに5種盛りから豆腐つくねなり。これはほんわりした揚げつくね。海苔と甘ダレのコンビネーションが絶妙! つくねではこれが一番好きでした。
 (62913)

5種盛りの間に1種変則つくねで、マーボーつくねは¥400なり。いやー、こんな超ミニミニ麻婆がでてくるなんて!と驚いたのですが、やりますな~。ほぼ期待通り!のお味
 (62914)

5種盛りの最後は、手前は高菜つくね、奥、きむちつくね、という変態さ。ニョクマム入りの漬けタレでいただくのだ。
いやー芸達者ですな、こちらのシェフは。これで一発目の注文が完了、も少し呑もうよと数点追加。
 (62915)

ちなみに呑んだ燗酒3種。玉櫻の純米五百万石に辨天娘の純米五百万石、それに日置桜の青水緑山特別純米なり。
 (62917)

揚げ物が欲しくて、チキン南蛮は¥600。サイズ的には唐揚げ的ミニミニなのですが、これもちゃんと旨し~。
 (62919)

野菜類!と思って注文した中華風キュウリと韓国海苔で¥450なり。キュウリのごま油風味浅漬けとわさびを韓国海苔で巻いていただく、なんとも日中韓そろいぶみ!な一品。面白いもの考えられますな~。
 (62920)

さらに揚げ物で、キノコとアボガドのフリットで¥500なり。これもちゃんとしていますな~。結構満足したので、これぐらいにしといたら!ということに。

ボリュームは控えめなのですが、いろいろ種類を楽しめるのが嬉しいお店ですな。気になるメニュー多数!ですので確実、またお邪魔します~。

京都捏製作所 クチコミ情報

京都捏製作所 店舗情報

店名:京都捏製作所
住所:京都市中京区麩屋町通二条下ル尾張町225 第二ふや町ビル 1F
営業時間:18:00~翌5:00(L.O4:00) 
定休日:日曜日
TEL:075-213-1280
20 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スイカ小太郎。 スイカ小太郎。