2017年7月30日 更新

【事前チェック】京都夏の風物詩☆深夜登山で霊山・愛宕山の山頂をめざす参拝!千日間の功徳を得る「愛宕神社千日詣」

毎年恒例夏の風物詩。京都の霊山愛宕山山頂に位置する防火、鎮火の神・愛宕神社で7月31日~8月1日に行われる神事。夜から早朝にかけて参道を登り、参拝することで、ご利益を授かる。昨年の様子とともに参拝前の注意点まとめました。

多くの参拝客で真夜中に賑わう愛宕山

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昨年の様子になりますが。

この日だけは深夜0時台でも臨時バス増発。続々とバスでやってくる参拝客。夕方6時過ぎでしたが、。参道口に駐車場もありますが、早々と満車になること必至。その場合はトンネル前で警察が侵入規制をしています。
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意外とこれくらいの時間から目指す人より、ホントに仕事が終わってからなのか、暗がりになってから登り始める参拝客多いです。
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参道口には参拝者に向けた売店も。千日うどんなど、ちょっとした軽食もあり。昨年は下山後の深夜でも、営業してました。
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山頂までは、こんなふうに照明ありますが、やはり足元を照らすには多少薄暗いので、懐中電灯やライト持参することをオススメ。で、さらに手持ちタイプよりぶら下げたりするタイプの方が手が塞がらないのでより推奨。

この千日詣の名物なんですが、参拝客同士行き交う時に、京ことばで「おのぼりやす~」「おくだりやす~」とお互いを励ます習わし。

そして、若いファミリーが小さい子供を背負って参拝するのをよく見かけました。「愛宕の三つ参り」、3歳までに参拝するとその子は一生火事に遭わないご利益を授かると言われています。
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途中、市内の夜景が見える場所へ。夜登山の醍醐味。
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そして、ようやく黒門。ですが、意外とここからが長い道のり(笑)
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なんとか山頂にたどり着くと、こんな売店も。氷で冷たく冷やされてたり。
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愛宕神社へ参拝し、「火迺要慎(ひのようじん)」の御札。千日詣の御札も、普段の御札も見た目変わりませんが、これで1000日分のご利益あるんです。そして、この千日詣限定の御朱印もあります。集めてる方は、御朱印帳を持参のこと。
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9時には夕御饌祭(ゆうみけさい)、山伏によるゴマ焚き神事が始まります。お焚き上げ場所に現れる山伏たち。法螺貝の音高らかに山の中に響き渡る。この時、夜ともなると意外と冷えます。羽織るものがあるほうがベター。
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火柱を上げながら護摩木のお焚き上げが。最終バスの時間を考えながら下山予定時間も逆算しておいたほうが無難です。

今年は週初めではありますが、独特で幻想的な神事。ぜひ、一度ご参拝ください!貴重な体験になりますよ。

千日詣 への口コミ

愛宕神社 千日詣 基本情報

住所:京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1
電話番号:075-861-0658
神事:
・7月31日午後9時 夕御饌祭(ゆうみけさい)・・山伏によるゴマ焚き神事あり。
・8月1日午前2時  朝御饌祭(あさみけさい)・・人長の舞奉奏、鎮火神事あり。
関連サイト:http://atagojinjya.jp/
京都バス情報:http://www.kyotobus.jp/news/2017/07/28731.html
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