2017年10月30日 更新

ここの「10分モンブラン」は格別。ごはんのクオリティも兼ね備えているのも嬉しい「Sweets Cafe KYOTO KEIZO(ケイゾー)」

噂の賞味期限がたったの10分のモンブランを求め三条会商店街へ。

天気・曜日に左右されない人気店

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中京区の三条会商店街に、行列のできるお店がある。「Sweets Cafe KYOTO KEIZO」2016年にできた新しいカフェだ。一流洋菓子店で40年以上勤めたパティシエが作るモンブランが話題になっているらしい。雨の平日、オープンより少し早い11時過ぎについたが、すでに列が生まれていた。若い女の子だけじゃなくマダムやおじさまも並ぶあたり味により期待できる。

誰もが過ごしやすい落ち着いた空間

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店内は木と白を基調とした落ち着いた雰囲気。天井が吹き抜けで開放感もある。席はテーブルはもちろんカウンターもあり1人でも来やすい。
商店街の反対側の窓を見ると、緑があり、菓子工房があった。
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ごはんの美味しさもぬかりなし

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まずはランチに「山芋ごはん」をいただく。甘酸っぱいドレッシングがかかったサラダとご飯が一緒のプレート。五穀米に粘り気のある山芋、アボカド、そしてなんとダシのジュレがかかっている。
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ジュレと山芋をよく混ぜて食べるとの説明をうけ、その通りに食べてみる。山芋の粘り気、アボカドのまろやかさ、ジュレの旨味のバランスがいい。飽きないし物足りなさがない。ボリュームもヘルシーながらしっかりある。通年食べられ胃もたれしない素敵なごはんだった。

5分もあればすぐ完食してしまう魅惑のスイーツ

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いよいよ「和栗の10分モンブラン」と対面…!なんの10分かというと、メレンゲがクリームの水分を吸っていき10分でしっとりし食感が変わるためだそう(食べる前に店員さんから説明がある。)
低温でじっくり3時間!焼き上げたメレンゲをマロンクリームで包んだ変わったモンブランは、中がメレンゲ・マロンクリーム・スポンジ・底が生クリームとなっている。
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真ん中からナイフを入れると「サクッ」と良い音が。そして口へ運ぶ。うわぁ、と心の中で嘆く。メレンゲを包んでいるマロンクリームの栗の密度が高い。ひたすら栗。くどくないのがまた嬉しい。サクサク軽いメレンゲに合わないわけがない。口の中で「サクッ、シュン」となるのがたまらない。お好みでまわりにあるチョコレートソースをつけるのも◎。一気に大人のスイーツに変身する。洋酒がふんだんに使われているからだ。
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これは並ぶ価値がある、と思いながら黙々と食べていると隣の女の子達が笑いながら同じことをしゃべっていた。
KEIZOのモンブランを食べてしまうと普通のモンブランでは物足りなくなってしまった。そうなる覚悟がある方はぜひ並んで食べてみてほしい。春限定の「桜の10分モンブラン」もおすすめ。ちなみに私が行った時には、女子会、カップル、親子、男の子同士も見受けられた。幅広いジェネレーション・ジェンダーキラーの罪な店である。

店舗情報

・住所
京都市中京区御供町293
・アクセス
阪急大宮駅より徒歩9分
京都市営地下鉄二条城前駅6分
・営業時間
【火〜土】11:30〜22:00(21:15L.O)
【日】11:30~19:00(18:15L.O)
※モンブランの提供は18:00まで数量限定の為無くなり次第終了。
定休日 月曜(祝日の場合翌日火曜)
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あおさん あおさん