2016年8月1日 更新

【京都夏の風物詩】深夜続々と山頂をめざす参拝者!2016愛宕神社・千日詣に行ってきました!!「おのぼりやす~おくだりやす~」

下調べして、夜の愛宕山登山初挑戦。多くの参拝者で賑わう愛宕神社・千日詣。そして、山伏のゴマ焚き神事は幻想的。その一部始終の様子をご報告します。

続々と参道口最寄りバス停から参拝者が

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この日は千日詣のため、深夜0時台でも臨時バス増発。続々とバスでやってくる参拝客。夕方6時過ぎでしたが、マイカーはほとんど見ませんでした。すでに駐車場満車だったからトンネル前で警察の方が侵入規制してたんですかね。
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そして、参道口を目指す。そこまでは急坂下り。その下り分、登らないといけないわけで。
無駄なアップダウンやめてほしーわーとか愚痴りながら行く(笑)

登山開始!

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そして、清滝口鳥居前。ここからスタート。まだ皆余裕のよっちゃんです(笑)
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すぐ脇に売店がありました。千日うどん、そば、気になりましたが先を急ぎました。こちらは下山後も営業していて大盛況。きっとこの日は夜通し営業だったんでしょうね。
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そして、山道の脇にこんな山頂までの進捗がわかる道標。40の道のりは険し。
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夜7時前ですが、まだ明るいから足元もよく見えます。途中、ヒグラシの鳴き声を聞きながら。
そして、この千日詣の名物なんですが、参拝客同士行き交う時に、京ことばで「おのぼりやす~」「おくだりやす~」とお互いを励ます習わし。
朦朧としてて「おきばりやす~」とか、たまに違うこと言ってみたり(笑)
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だんだん暗くなって行き、裸電球の灯りが頼りに。持参ライトも登場。今回行った感想として、ライトは手持ちのものより、ぶら下げたり手が不自由にならないもののほうが使い勝手よかったです。
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やっと半分!でもここまでが愛宕山の難所の急坂。これ越えると、わりと登りやすい傾斜に。
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途中、闇で切り取られた京都市内を一望。夜登山の醍醐味。
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そして、ようやく黒門。

だまし討のような40/40(笑)

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ヤッター!登頂!!とこれ見てガッツポーズの人は初心者。こんな表示があると、だれもが到着と思ってしまうのですが、ここから意外とまだ距離があるんです(笑)
これみて、皆口々に「ここからが長いんや」と苦笑気味に話してました。皆経験者ですね~
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でも、この日はこんな売店も。氷で冷たく冷やされてました。
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膝笑いつつ、ようやく愛宕神社・鳥居をくぐる。
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社殿まで提灯が。夜はちょっと幻想的な雰囲気。

ゴマ焚き神事に備えて山伏が集合

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本殿前で山伏が整列。ちょうどゴマ焚き神事前に神主さんと神前で無事神事が執り行われるよう祈願ですかね。
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そして、予定時間9時を過ぎてようやくお焚き上げ場所に現れる山伏たち。法螺貝の音高らかに山の中に響き渡る。
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お焚き上げ場所、四方を参拝客が取り囲んでいるんですが、そこへ山伏が矢を打ち込む(汗)
もちろん矢尻はなかったと思いますが。
破魔矢(はまや)みたいなものなのか、うち放たれて落下した矢を参拝客が持ち帰ってました。
家に飾っとくと縁起物、ということなんですかね。
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ようやく着火。
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すごい勢いで火柱が上がります。正直、風下じゃなくてよかった!と思いました(笑)
この後、ゴマ木が火に焚べられましたが最終バスの時間がせまってて下山。

深夜だというのに、若いファミリーが小さい子供を背負って参拝するのをよく見かけました。「愛宕の三つ参り」、3歳までに参拝するとその子は一生火事に遭わないご利益を授かると言われています。我が子を想う親心ですね。日本の未来はまだまだ明るいなぁと思いましたよ。
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そして、頂いた、「火迺要慎(ひのようじん)」の御札。千日詣の御札も、普段の御札も見た目変わりませんが、これで1000日分のご利益あるんですかね。てことは、3年弱はもう愛宕山登らなくていいということ?と、素朴なギモンを感じたり。まあ、また登ると思いますけどね(笑)

ヨ~イヤサ~♪

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