2017年3月25日 更新

入場料無料!京都丹後の豪商の暮らしぶりがうかがえる定番観光スポット☆「稲葉本家」【京丹後市久美浜】

京丹後市・久美浜の観光スポット。入場料無料なんで、気軽に行ってきました。江戸時代、沿岸交易によって巨富を得た豪商の暮らしぶりがうかがえる久美浜の定番観光スポット。

うれしい入場料無料施設

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なんの下調べなくはるばるやってきた久美浜。一応観光もしないとな、ということで現地に来てから観光パンフ集めてどこに行くかな?と検索。

で、こちらがヒットして。観光バスも立ち寄るスポットなんで、この界隈の観光スポットとしては有名なんでしょうね。
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ここ稲葉本家は、織田信長家臣、美濃の稲葉一族の末裔と言われ、この久美浜の地にて糀製造で得た富を背景に廻船業を営み、沿岸交易によって巨富を得、付近諸藩の金融を独占するほどの豪商。「豪商」・・・すさまじい金持ちってことなんですかね要は。

この銅像は、旧国鉄宮津線の敷設や産業振興に貢献した、13代目稲葉市郎右衛門の像。多額の私財を投じて旧国鉄宮津線の久美浜-豊岡間を開通させた人物。
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母屋。5年の歳月をかけ、明治23年に竣工され、平入桟瓦葺き切妻造りの二階建て。
最大の見所は当家の家柄と経済力が象徴される土間と居間による一体的な吹き抜けの大空間構成。
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風情ある台所を改造した特産品コーナー。久美浜の山海の特産、工芸品を販売。ここで、オススメされたじっくり熟成のへしこを買いましたが絶品。
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広い中庭。その当時の建築様式なんですかね。こんな中庭設けるのが主流だったんですかね。敷地が広いとこういうことも可能なんでしょうね。
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茶店もあり、ここでは稲葉家ゆかりのぼたもちが食べられます。銅像が建立されたお祝いに地域の人々がぼたもちをつくったことから、故人を偲んで今でもぼたもち会が年1回開催。食べなかったんですが、ぼたもち絶品らしいです。
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外蔵を利用した焼き物ギャラリーもあり。
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さらに、中庭にこんなポストが。
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一年後、三年後、五年後のお正月に郵送してくれるポスト。アイデア次第でいろんな使い方ができそうです。楽しい旅の思い出として活用するもよし、未来の自分に向けて送るもよし。

季節によっていろいろイベントも開催されてます。お気軽にお立ち寄りください。

豪商 稲葉本家 へのツイート

詳細情報

住所:京都府京丹後市久美浜町3102
電話番号:0772-82-2356
開館時間:9:00~16:00
休館日:水曜日
関連サイト:http://www.inabahonke.com/
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