壬生団地1階にあるこちら。
店前の敷地には大きな銀杏の木。
車は通らず時折子どもたちの賑やかな声。
街中にありながら、公園の中でのんびりくつろいでいるかのよう。
居眠りをするお客さんが時々おられるというのも納得。
ダークブラウンで落ち着いた店内。
壁のイラストを見ながら、ゆったりなBGMに深々とくつろげるソファーでのんびり。
時には置かれている本を読んだりして、ゆったり居心地いい時間。
ところどころ置かれている器や雑貨も素敵で、つい手にとって見てしまいます。
ネルドリップで丁寧に1杯1杯、そしてたっぷり淹れられるコーヒ。
産地にこだわったり、つくり手が見える果物を用いて作られた、自家製シロップの絶品ドリンク…
店主様の想いが詰まった、おいしい「ビバレッヂ」に心が和みます。
ドリンクにプラス料金でいただけるモーニングセットや
生姜たっぷりのドライカレーや自家製スイーツも、手間暇かかっていてとてもおいしい。
無駄に騒がず物静か、でもクールという訳でなくふんわりあたたかい店主様。
独自の千里眼と感性でもって紡ぎだされる世界観に魅了され、通う人が多いというのもうなずけます。
一見ダークだけど、センスがあふれいい意味で尖ってて、でも丸みがあってクリーミー…店主様のパーソナルがきちんと反映された空間なのでしょう。
日々生きていく中で難しい「ブレない」を実践されていてとてもカッコいいです。
店主様とはいろいろお話させていただく仲なのですが、直接悩みや問題の話をするわけでなく雑談するだけで癒やされるというかほっとできるというか、すごく助けていただいた気にいつもなります。
言葉数は少なくても、直接的な言葉はなくても、包み込んでくれるおおらかさと懐の深さが、店主様やお店の雰囲気に備わっているのでしょうか。
そんな事を自然と感じるから、ココロが疲れた時は特に足が向くのかも知れません。
個展だったりライブだったり舞台だったり…時々貸切で行われるイベントも多彩で魅力。
個性的ではあるけれど、一度観たらクセになる…そんなイベント達。
才能あふれるクリエイターたちが身近に感じられるのもまたうれしい。
来年6月にはあの映画の主題歌を歌ったアーティストのライブがあるとか。乞うご期待。
どんな言葉でもっても尽くしがたい、奥深い魅力がこちらにはあります。
いろんな人や想いや出来事が「uzu」を巻いてなめらかにまとまっていく…
そんな心地よさを、どうぞご自身の五感でココロで舌で感性で、存分に味わっていただきたいと思います。