2016年2月21日 更新

西大路八条 茂る楠に言い伝えあり!平清盛 ゆかりの「若一神社(にゃくいちじんじゃ)」に行ってきた【神社】

西大路八条、平清盛の別邸跡にある「若一神社」に行ってきました。”わかいち”ではなく、”にゃくいち”と読むそうです。八条通りを挟んだ向かいには王将がありますよ~。

境内には、西大路通りにはみ出すほどの巨大な楠があります。うっそうと茂るこの楠には言い伝えがあるんです(^^)/
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平清盛の別宅

境内には、「平清盛公西八条殿跡」という石標があります。
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石標が示す通り、この辺には平清盛の別邸である西八条殿があり、現在の梅小路公園にかかるほどの広大な敷地でした!清盛は出家してからは神戸の福原で過ごしており、実際に住んでいたのは、主に妻の時子が暮らしていたとされています。
清盛が亡くなった翌々日には放火により焼かれ、都落ちの際には平氏自らが火を放ち、豪勢な邸宅は焼失してしまいました。
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装束姿の清盛像はとても珍しく、多くの方に参拝されています。平家にゆかりのある開運出世の神社としても有名です。
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平清盛、手植えの楠

この大きな楠は、平清盛が手植えされた言われています。火事になった時も焼け残りました。以後、若一神社の御神木として大切にされているんです。そして、この木を切ったり移し替えようとすると、必ず祟りがあったと伝えられます((;゚Д゚))));
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その言い伝えは昔のことだけではないんです。昭和の初め、市電工事の際に楠を伐採しようとしたところ、工事関係者に次々と事故や不幸が襲い、断念したといういわく付きの楠なのです(T_T)今でも大きな楠はそのままに、西大路通りは少し膨らんだままになっています。・・ちょっと怖くなってきましたね。笑
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また、若一神社の神供水も有名なんです。清盛が高熱に犯された際、この水で体を冷やしたと伝えられています。
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様々な言い伝えのある若一神社、一度訪れてみてくださいね(^^)

若一神社への口コミ

若一神社 基本情報

・名称
若一神社
・住所
京都市下京区七条御所ノ内本町98番地
・電話番号
075-313-8928
・拝観時間
自由
・拝観料
無料
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アリー アリー