2017年7月30日 更新

【京都嵐山】嵯峨豆腐の名店といえばココ!創業150年の行列のできる老舗豆腐店「森嘉(もりか)」

嵐山の名物フードといえば、湯豆腐。そして、その原点がココといっても過言ではありません。嵐山周辺はもちろん、京都市内の有名料亭や旅館でも、ここの豆腐を採用。そして、行列ができるほどの人気店。

創業安政年間の老舗豆腐店

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嵐山、天龍寺をさらに北へ進み清涼寺の程近く。早朝座禅会の帰りに。朝8時過ぎでした。
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嵯峨豆腐の老舗。「嵯峨豆腐」という呼び名はこちらの森嘉さんが商標登録している名称。
一般名かと思ってましたが(笑)なので、「嵯峨豆腐」と名前のついてるものは、森嘉さんのお豆腐ということになります。
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他の豆腐店ではこんな食品サンプルあるところ、ほとんど知りませんが(笑)
それだけ、一般客が多く買いに来られるお豆腐屋さんということなんですかね。説明要らずで。
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そして、季節限定のからし豆腐ときぬごしもあります。どこの地域でもあるものと思ってたんですが、からし豆腐って他府県の人からすると、ちょっと珍しいジャンルらしいです。丸いお豆腐の中に練がらしが入ってます。スーパーではほとんど見かけませんが、昔ながらの対面方式の豆腐店では扱ってます。でも最近そういうお店も減りましたが。
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こんなふうに昔ながらの対面販売。しかも、ここでは冷蔵の陳列ケースに商品が並んでるわけでもなく、注文の商品を告げると、製造現場からそのまま包装してくれます。まさに、できたてほやほや。けっこう大量買いするお客さんも多いですね。

季節限定品を味わう

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で、今回は油揚げ、ひろうす(がんもどき)、きぬごし、からし豆腐を買ってみました。
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からし豆腐を早速。これにお醤油をかけて食べるんですが。
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いきなり食べてしまうと、ロシアンルーレットのようにからしに当ってしまうこともあるので(笑)中央から割って、どこにあって、どれだけ入っているのか確認。そこから食べていきます。ここのからしは海苔ですかね、巻いて鋳込まれていました。私の知ってる他の豆腐店では大葉に包んであったり。夏場はからしの適度な刺激がいいですね。
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少し醤油を垂らして。こちらのからし豆腐、とても柔らかい。私が今まで食べた中で一番柔らかい。大体、中にからしを入れるために硬めに仕上げた方が、つくりやすいと思うんですが。これ、豆腐を固める時に、にがりではなく硫酸カルシウムを採用しているため。こちらの豆腐は全般柔らか仕上げなんですが、その特徴はこのため。そして、これが他とは違う嵯峨豆腐の特徴でもあり。大豆の旨味と甘さを引き立て、やわらか。

それ以外のきぬごし、油揚げも他と比べとても柔らかくて繊細。ある意味、はんなりとした京都らしいイメージとこの嵯峨豆腐ってマッチしますね。夏場、シンプルに冷奴として食べるにふさわしいお豆腐でした。

ヨ~イヤサ~♪

森嘉 への口コミ

森嘉 基本情報

住所:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42
電話番号:075-872-3955
営業時間:8:00~18:00 (但し8/16、12/31は売切れ次第閉店)
定休日:毎週水曜日(火曜日定休あり)
    ※水曜日が祝日の場合、翌日の木曜日が定休日になります。
    ※HPの営業カレンダーご参照ください。
駐車場:4台分あり
関連サイト:http://sagatofu-morika.co.jp/
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