2016年7月6日 更新

【浅田製瓦工場】マイ鍾馗さんを作ろう!京瓦を作り続ける、最後の窯元へ

京都のミニツアー「まいまい京都」の参加レポートです。浅田製瓦工場さんにて、マイ鍾馗さんを作り体験や工場見学してきました。

京都ではお馴染み、怖い表情ながらどこか愛嬌がある、町家の屋根に乗ったちいさな守り神「鍾馗さん」。

伝統的な京瓦を作り続ける最後の窯元「浅田製瓦工場」で、マイ鍾馗さん作りの体験レポートです。
鬼瓦を専門とし、自ら意匠を考えて型を作る三代目のレクチャー付きなので、楽しんでマイ鍾馗さんを作ることができました。

京都で唯一、瓦を製造している「浅田製瓦工場」

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左側が鍾馗さんの出来上がり見本です。じっくりとプロの作った鍾馗さんを拝見します。
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早速、鍾馗さんづくりに。
鍾馗さんの石膏型に、土を詰めて抜くだけ。簡単そうでしょう。
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まずは、ガイドの浅田さんのお手本。土を均一に伸ばすのがコツとのこと。中は空洞になります。ふむふむ。
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さすがプロの仕事。背中もツルツルです。
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焼きあがると型より一回り小さくなります。

マイ鍾馗さん作りのスタート!

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さぁ、皆さん土を型に入れてスタートです。
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あちらこちらから、難しい!の声が。
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型に土を伸ばして詰めたら表とウラを合体。
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力を込めてギュッと合わせます。
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型から抜きます。
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お!出てきましたよ。
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鼻がないだの。しわが寄っているなど。初めてなのでなかなか上手くいきません。2体作って、良い出来栄えの方を窯に入れます。

貴重な瓦があちこちに!工場探検も楽しめます♪

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仕上げの前に工場見学。京都で京瓦を製造しているのはこちらだけとのこと。
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瓦の型を抜く機械。大正時代のものだそうです。
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瓦の型です。
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浅田さんの作品があちらこちらに。
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藤原宮の瓦!
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仕上げをして出来上がり!

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工場見学が終わったら、最後の仕上げ。余分な土を取り、細かな補正を加えます。
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これがまた難しい!!皆さん真剣に仕上げの作業をされ、鍾馗さんの出来栄えにも満足のようでした!
最近は、ゲタ箱の上など
マンションを守ることも増えてきて人気沸騰中の鍾馗さん。

一家に一体、あなたの家の守り神を作ってみませんか。

鍾馗作りのツアー概要

ツアータイトル:
【浅田製瓦工場】マイ鍾馗さんを作ろう!京瓦を作り続ける、最後の窯元へ
~京都でただ一人、京瓦鬼師のレクチャー付き~
実施場所:浅田製瓦工場 (京都市伏見区舞台町5)
参加費用:7,000円 (保険料含む) ※材料費込み

京都の住民がガイドする京都ミニツアー「まいまい京都」:
http://www.maimai-kyoto.jp
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