2017年5月7日 更新

内緒にしたいマニアックな薬草酒が楽しめる祇園のバー「喫酒 幾星」

珍しい薬草酒が楽しめる祇園のバー「喫酒 幾星」が移転したので、改めてご紹介なり。

すぐ近くに移転しました

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以前の民芸調な看板はそのまま使われているのだ。ビストロMERが入っているビルの隣になるのですかね。そのビルの3F。4Fには前から気になっていてまだ行けていないワインバー、「空き箱はなれ」がある。
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先ほどの看板を見つけたら、奥に向かって通路をグングン進むとエレベーターがある。各階にはお店が2軒づつしかない構造で、3Fの通り側が新幾星だ。 しばらくは扉前には多くのお花があるでしょうな。(写真見事に失敗汗汗)
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ステンドグラスがはめ込まれたドアを開けると、10席の長いカウンター席があるゆったりした作り。適度に落とした照明が落ち着きますな。ご挨拶し、カウンター席に陣取るのだ。道路側には個室もある模様。

マニアックなお酒が並びます

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カウンター前はごらんのようにずらーっと様々な酒瓶が並ぶ。一度に全部収めきれないので2枚分割で。まずは向かって左側。
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右側。以前のお店から特にお酒は買い足していない、もともと前のお店に置いてあったものですよ、とマスター。なんでも700本超だそうな。中央部にはマスターお手製の自家製果樹酒の瓶が並ぶ。果樹酒といっても、薬草酒を研究されているマスターなので、檜の木片をつけたものなど、他にありえないものもあるのだ。

こちらに来ると、そういう薬草系なリキュールや季節の果物や香草を使ったカクテルが飲みたくなる。FBページで「木の芽のモヒート」がありますよ~!と書かれていたので、それとフレッシュデコポンを使ったスクリュードライバー、という危険そうなものを注文。
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木の芽をぐりぐりつぶし、筍木の芽和えに使うなら大きなタケノコ何本分だろう?と思うほどのてんこ盛り量を入れるのだ。モヒートと名付けていますが、ラムベースではなくジンベースとのこと。 あたりは山椒の良い香りで大充満! フレッシュデコポンのほうも、胸をすくいい香りで美味しい!とにっこり。 普段甘いお酒はあまり呑まない我々ですが、ここは別なのだ。
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二杯目は花を漬けた薬草リキュールのソーダ割り。名前大失念だが、ほのかに土臭いふきのかおりがする。こちらで薬草の名前を聞いて、帰ってきてNETで調べても情報皆無なので、すでに正確に理解するのはあきらめておりますので(汗)、正解は幾星のマスターに聞いてくれ!なのだ汗汗。

マスターお手製の果樹酒のソーダ割り。こちらは、山茱萸(サンシュユ)をカストリ焼酎で漬けたもので、甘口ですが非常~にすっきりとしたお味。後ろに映っているグミの実より一回り大きいのが山茱萸ですな。 あまりこういうのを置いているお店はないでしょうなあ。

非常にゆったりとした作りのお店になって、今夜の最後のナイトキャップにも食欲増進のために梯子酒のスタートでも使える素晴らしき一軒。(私はまだ呑んでいないのですが、珈琲も旨いらしい。)その上、お値段もこういうお店とすると非常に良心的。実は最近知ったお店では一番内緒にしたい一軒なのですが、また、ちょこちょこ寄らせてもらいます。

喫酒 幾星 SNSでの反響

喫酒 幾星 店舗情報

店名:喫酒 幾星
住所:京都市東山区縄手通新橋西側弁財天町15スペース新橋 3F東
営業時間:16:00~25:00 
定休日:日曜日
TEL:075-551-1610
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。