素朴で家庭的な味わいのある食事とケーキを楽しみながら、「かぜのね」に耳を傾けてみませんか?
かぜのねは、出町柳駅近くの細い路地を入ったところにひっそりと佇んでいます。この付近をぶらぶらと散歩しているときに偶然通りかかりました。
気持ちのいい初秋の休日、鴨川を眺めながらのんびりと散歩をして、かぜのねを訪れました。
本日のランチメニューはこちら。
どれにするか迷うなあと思いながら店内へ入ります。
店内は木を基調とした自然なテイストの内装で、小さい音で柔らかな音楽が流れています。
訪れた人はみなリラックスした様子で食事や会話や瞑想を楽しんでいます。
外からは明るい秋の日差しが注ぎ込んできます。
まるで森の木陰にいるような気持ちのいい空間です。
椅子に座ってしばしのんびりとし、メニューを眺めます。
迷った結果、油淋鶏定食を選択。
次来たときはおばんざい定食を注文しようと心に誓い注文します。
油淋鶏定食がやってきました。
油淋鶏は中華料理の定番とも言える料理。
からっと揚げた鶏肉にねぎとしょうがを使ったたれがかかっています。
とてもいい匂い。
定食にはご飯とお味噌汁がついてきます。
お皿も趣味がよく、料理が一層引き立てられます。
そして嬉しいことに、おばんざいも2品ついてきました。
小松菜と揚げのおひたしに、切り干し大根の煮物。
懐かしい家庭の素朴な味わいです。
久しぶりのゆっくりとした時間、リラックスタイムの延長を試み、酒粕のベイクドチーズを注文します。
柔らかでしっとりとしたチーズケーキに、ほんのり香る酒粕がとてもおいしいです。
リラックスタイムを延長したのもつかの間、手が止まらず一瞬で酒粕のベイクドチーズは消えてしまいました。
店を出た後、次はいつ来ようかと考えてしまいました。
お客さんの中には常連さんも多そうで、お店の方と言葉を交わしている方もいました。それだけ居心地の良いお店なんだと思います。
というわけで、穏やかな時間を過ごしたくなったときは、ぜひ出町柳「かぜのね」を訪れてみてはいかがでしょうか。