2016年11月15日 更新

【伝統芸能】江戸浄瑠璃の一派!粋でいなせな新内節!!新内弥栄派「藤といやさかの会」

いろんな伝統芸能のある京都。その中でも発祥は江戸の『新内』。知り合いの新内弥栄派家元・新内枝幸太夫の演舞鑑賞してきました。

そもそも『新内』とは?

新内は、江戸浄瑠璃の一派で江戸中期(1760年)誕生。その官能的、退廃的曲調が大流行。それにより心中が流行したことで、お上から弾圧。芸能の存続を計り、改名したのが『新内』。

その特徴としては、他の芸能(歌舞伎・舞踊・人形浄瑠璃)とは違う独自路線の浄瑠璃。語り手が物語の展開、全登場人物を語っていく、いまで言う一人芝居。そしてクドキが曲の主眼。それが延々と続く色っぽさ。

そして、お座敷や鴨川の床ではその昔、新内流しが登場し、宴席で新内節も楽しんだ歴史があるそうです。なんとも粋な遊び方を昔の人はしてたんですね。
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今回は京都が誇る新内の一派、新内弥栄派家元・新内枝幸太夫と日本舞踊藤流家元・藤三智栄とその社中の演舞発表会。
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小さいお弟子さんも。
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新内弥栄派家元・新内枝幸太夫の舞。
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日本舞踊藤流家元・藤三智栄の舞。
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新内弥栄派家元・新内枝幸太夫はCDも出されていて、その中の曲『今夜はマンボ』を熱唱。会場のギャラリーも一緒に踊って和やかな会でした。
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日本コロンビアから。勧進帳を題材にした表題曲と、マンボ調の「今夜はマンボ」をカップリングに、全国各地で楽しく踊ってもらえるような1枚ということです。

新内弥栄派家元・新内枝幸太夫 へのツイート

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