2017年5月31日 更新

九龍城的怪しさが満載!お酒がすすむ元田中の創作中華料理店「上海バンド」

元田中の創作中華料理店「上海バンド」なり。お酒好きなカップルがこじんまりと楽しめる中華料理バル的な楽しみ方ができます。

酒好きがこじんまりと楽しめる中華料理店

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元田中にある創作中華料理店、上海バンドのご紹介。京都は、お酒好きなカップルがこじんまりと楽しめる中華料理バル的な店があまり無い!のだが、その数少ない一軒。ま、不便な位置なのですが、西院のマンボ飯店、それに二条通堺町西入の菜格とともにお気に入りな一軒。

ふらふらと京阪出町柳駅から20分ほど歩いてやってきたのがこちら。(流石に雨の日に来るのは大変) しかしまあ、何度来ても九龍城的怪しさが満ち満ちているエントランスですなあ。飛び込みで入るには、かなり気合が必要そうな雰囲気ですが、中は意外に無問題。
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店内に。カウンター8席、4人掛けテーブル2、2人掛け1かな。全20席ほどのこじんまり空間。今回は初めてのお客として、カウンターの奥端っこを確保。この空間をしゃきしゃき&ボヤキを呟きつつ料理をこなすマスターと、アルバイトのお姉さんの見事な連携で回すのですな。。。
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メニューがこちら。これ以外にも季節代わりの黒板メニューがあるのですが、なにせマスター1人でお料理を回しているので、それほど種類は多くなく、お酒に合うものを厳選しておられる感じ。 
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で、こちらのお店の変態度を高めているのは、グラスで日本酒を出しているところ。それも結構マニア系なチョイス&6勺ほどなのですがALL¥580!というお手頃価格なところ。 今回はとりあえず生ビール(ハートランド)からゆるゆるとスタートなり。

お酒がすすむ創作系中華料理

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まずは冷菜。あれば食うぞ!と狙っていた今回初挑戦の「豚レバーの冷菜」で¥600なり。レバーを塩水に付け込んだものらしいのですが、これが上質なパテかテリーヌのような感じで、かじるとトロける味わいなのだ。なんともお酒と合いますなあ。多分!相当しっかり系赤ワインでも大丈夫!てな具合で、非常に気に入りました。
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お次は定番の海老・玉子・野菜の唐辛子炒めで¥1200なり。海老ぷりっぷり! そんなに辛くないまろやか辛い味付けで、玉子のほっこりさが嬉しい一品。これを丼飯にでん!と乗っけるだけで晩飯が成立しそうなそういうお味。
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これも定番ですが、初めて注文の水餃子は¥580なり。 小皿にちょこん!と6個なのですが、味付けは黒酢、お肉感しっかりなちゅるるんと艶めかしい食感で、これもイケてますなあ。
日本酒にしよう!と「あいのひめ」なる赤米系発泡日本酒に切り替え。これが伊根満開の度数低め(8度です)の面白い一品。
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お気に入りの一品で、牛ハチノスの四川風冷菜で¥850なり。醤油系で煮込んだ、程よい歯ごたえの牛ハチノス、それにたっぷりパクチーと白ネギみじん切りと、ゴマ。辛みその味わいがなんともタラマン!ですな。辛党おっさんが好む、ラー油しっかりな甘辛味で無茶苦茶お酒が進みますなあ。。。
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んで、これまたド定番の油淋鶏!¥1300なり。単なる唐揚げではなくて、鶏ももに熱い油を何回も何回もかけて揚げたもので、皮がセルロイドのようにぱりんぱりんに、身はふっくら!という絶妙バランス。それに甘辛いタレが絶妙に合うのだ。
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四川風麻婆豆腐は¥950なり。麻・辣ともしっかりしたもので深い味わい。角切りの豚肉がころころ入っていて以前食べたものとは微妙に違うのだが、これはアリですよねえ! いやー、味の深みがたまらない。 で、速やかにこれが出てきて悶絶!なのだ。
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炒飯は¥880なり。干しエビの風味が非常に効いた具(タマゴが支配的)vs御飯が1:1!な、ふわふわぱらぱらの上出来な一品なのだ。当然麻婆乗せチャーハンにして大満足なり。(写真は大失敗汗)いやー、最後まで旨かった!
今度こそ食ってやろう!と狙っていた豚足が売り切れで、またまた再訪する機会ができた一軒。いやー、また良いお天気の日に、散歩がてらやってきている気がします!
 

上海バンド クチコミ情報

上海バンド 店舗情報

店名:上海バンド
住所:京都市左京区田中里ノ町26
営業時間:18:00~23:00(LO)
定休日:日曜日・第四月曜日
TEL:075-711-4566
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。